どうも、ねこのひげの中の人です。
ここでは私がYouTubeであげた朗読動画についてちょっとした裏話を書いていきたいと思います。

朗読台本を選んだ理由や読む時に気をつけたこと、個人的に好きな読み方などちょっとしたこだわりを書いていきます。
最後に動画も貼ってますので、読んだ後また動画を見て聴いて頂けると幸いです。

さて、今回読ませて頂いた台本は

鍵谷端哉様の声劇台本
「不思議な館のアリス 闇の一族」
鍵谷シナリオブログ【
http://kagitani-blog.com/

です。

【こちらの台本を選ばせて頂いた理由】

鍵谷様のサイト内の「不思議な館シリーズ」を順番に読んでおります。
鍵谷様のサイトに辿り着いた経緯等は【朗読の小部屋】不思議な館のアリス 一夜千夜物語の章をご参照くださいませ。

【朗読する時に気をつけたこと、好きなところ】

シリーズ物ということでアリスという男が「またお会いできて嬉しいです」と言っているので、冒頭から嬉しそうな感じを出せるよう読んでみました。テンションやや高めにといった感じですね。

*今回話に入る前に吸血鬼の特徴について話す場面が何回かありました。
どうしても同じような説明口調になってしまうので、会話のように出来そうなところは読むスピードや区切るところ、強調する箇所を気にしながら読んでみました。
最初の「…すぐに逃げることをお勧めします」の部分は少し読むスピードを速くしてみました。余計なことはせずに速く逃げましょうねという意味を込めて軽い感じでも読んでます。
「最後に一つだけ」のところは重要なことであるため特に聴いてもらえるよう怪しげに…読んだと思ったのですが、聴き直したら全然怪しげになってませんでしたね。今後に活かしたいと思います。

「その方は姉を愛していた……いえ、愛し過ぎていたのでしょう。」の部分は後半を含ませるために「……いえ」の部分を溜めて読み、「愛しすぎていたのでしょう」はちょっと怪しい感じで読んでみました。個人的にここの読み方好きです。

ショート動画の方の「どうやってこの二人に復讐しようかと」の部分は本編よりもかなり怪しく含ませておりますので、そちらともお聴き比べ頂ければと思います。
ショート動画の方はいかに本編が聴きたくなるかを目指して作っておりますので、もしショート動画を聴いて本編聴いたよ!という方がいらっしゃったら、是非とも本編の動画のコメント欄に載せて頂けると嬉しいです。ショート動画の方でも大歓迎です。

「愛はそれほどまでに深く、暴走しやすいものなのです」ここの部分も個人的に好きな感じで読めました。「愛」「深く」「暴走」強調したかったので、ハッキリと読みつつ、強調する際は声のトーンを上げたり下げたりすることで単調にならないように気をつけてみました。

*ここが1番のドキドキポイントである、最後の「私はこの話を一体、誰から聞いたでしょう?」の部分。大好きな場面でとても楽しく読ませて頂きました。
初めて読んだ時(あれ?確かに…娘…は死んじゃってるし…吸血鬼の男の人も…あれ?)とドキドキしたものです。

このドキドキ感を出すにはどうすればいいか…やはり区切り方と強調の仕方ですかね。
強調したいのは『誰から話を聞いたか』なので「誰から」は分けてハッキリと読みました。
その前の「一体」は「誰から」を低めの声で読むために高めの声で読みました。
「聞いたでしょう」は聞いてる人が驚く顔を想像しながら怪しくも楽しそうに読みました。
こういう読み方大好きなのでとても楽しかったです。

【最後に】

ここまで読んで頂きありがとうございます!
「不思議な館シリーズ」の第2弾を読ませて頂きました。やはり怪しげな案内人のキャラクターは読んでいて楽しいですね。
次の「不思議な館シリーズ」第3弾はまさかの読み手が変わります!今度は一体誰が不思議な話をしてくれるのでしょうか?
面白いなと思ったり、また聴きたいと思って頂ければ幸いです。

もう既に聴いてくださっている方も、まだ聴いていない方も是非今一度、下にある「不思議な館のアリス 闇の一族」の朗読動画を見て聴いて頂けると嬉しいです。
もし少しでもいいなと思って頂けたら、高評価をポチッと押して頂けると今後の励みになりますのでよろしくお願い致します。
コメントも大歓迎です!

それではここまでお付き合い頂きありがとうございました。
足元にお気をつけて、お帰りくださいませ。