どうも、ねこのひげの中の人です。
ここでは私がYouTubeであげた朗読動画についてちょっとした裏話を書いていきたいと思います。
朗読台本を選んだ理由や読む時に気をつけたこと、個人的に好きな読み方などちょっとしたこだわりを書いていきます。
最後に動画も貼ってますので、読んだ後また動画を見て聴いて頂けると幸いです。
さて、今回読ませて頂いた台本は
多希蓉様の書かれた朗読台本
「ラブレター」
筆先の世界【https://hudesaki.com/】
です。
【こちらの台本を選ばせて頂いた理由】
不思議な館シリーズがどうしても長いので短めの台本を挟みたくて探していました。
5分台本でたまには甘い台本を読んでみようかなという理由でラブレターはどうだろうかと読んでみました。
すると冒頭で「私が死んだら…」と切ない感じで始まり、「猫に生まれ変わるから」と可愛い動物が出てきたのでどんな話なのだろうと読み進めていきました。
やはり最後は切ない終わり方でしたが、途中の猫に重ねた“私”の気持ちの描写が可愛かったので、是非とも声に出して読みたいと思い選ばせて頂きました。
【朗読する時に気をつけたこと、好きなところ】
＊出だしの『「私が死んだら、猫に生まれ変わるから」と言っていたこと。』の『と言っていたこと』の部分は少し囁くような感じで読んでみました。個人的に読み方が気に入っています。
＊家に女性を入れないで欲しかったり、ベッドの中に潜り込んでもという部分を読んだ時はクスリと笑ってしまいました。
猫になってもヤキモチを焼いてしまうくらい、“私”は“彼”のことが大好きなのだなぁと微笑ましく思ってしまいました。
＊「たまにはおしゃれしたいのです」の言い回しが可愛くてとても好きなので、可愛く読ませて頂きました。今回の朗読は全体的に高めの声で可愛く読んでみましたがいかがでしょうか？
＊「言葉は分からなくても、あなたの気持ちは伝わっていますから。」の部分は、言葉が通じなくてもあなたのことを思っているという気持ちを込めながら、語尾を囁くように少し抜き気味で読みました。ここも気に入っています。
＊「少し、やきもちを焼くかもしれませんが、」の部分は、朗読だとつなげて読む方がいいのかもしれませんが、ここは劇っぽく、“私”の葛藤の時間として「少し、」と「やきもちを〜」の部分に間を空けさせてもらいました。
そして続く「私が一番あなたの幸せを望んでいるのです。」の言葉は、“私”の“あなた”への気持ちが溢れるように、強く、深く読ませて頂きました。
＊最後の病気になるところからは今までの溢れる想いも重なり、一気に切なくなりますね。
声のトーンは変えていませんが、気持ち的には切なく、やや悲しげな雰囲気で読みました。
そして「こんな私でも、寂しがり屋ですから。」の「寂しがり屋ですから」の部分は、切なくも暗くなりすぎないように、わざとおどけて見せるように読みました。可愛くも切ない、個人的に1番オススメのシーンです。
【最後に】
ここまで読んで頂きありがとうございます！
今回は切なくも可愛くて愛のある台本を読ませて頂きました。切なさを出しつつも、可愛い感じで読ませて頂きました。
素敵だなと思ったり、また聴きたいと思って頂ければ幸いです。
もう既に聴いてくださっている方も、まだ聴いていない方も是非今一度、下にある「ラブレター」の朗読動画を見て聴いて頂けると嬉しいです。
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コメントも大歓迎です！
それではここまでお付き合い頂きありがとうございました。
足元にお気をつけて、お帰りくださいませ。
