内容に沿って気になったことを箇条書きで書かせて頂きます。
完全にネタバレを含むので、未視聴の方はご注意ください。

初っ端から捜査一課!!芹沢くんの出雲ちゃんに気づかれないようにソーっと近づいてわざと「おはようございます」って言う子どもっぽいところが相変わらずで、まさかの伊丹さんの出勤シーンをスローモーションで見れるなんて…カッコ良すぎてドキドキが止まりません!!あと出雲ちゃんの「覗き見なんて行儀悪い」が可愛い(笑)
私も伊丹さんから「おはよう」って言われたい!!低くて落ち着いたいい声の「おはよう」頂きました…カッコいい…。

・伊丹さん、最初は「何だよ」って言ってるのによくよく見て国旗や映像から

「フッ、サルウィンか…」

ってわかっちゃうのがファンの心をくすぐりますね!!世界情勢、特にサルウィンのことをよくわかってるのは彼が行った国だからですか…??

・からの今まででとびきりの般若顔だったのではないかというくらいの般若顔で

「なんじゃ!!こいつ…!!」

と叫ぶ伊丹さん…そうなりますよね!!そして後を追うように彼の存在に気付いた芹沢くんの「あああああ!!!」に相棒ファンは大歓喜でしたね!!これぞ捜査一課2人の反応!!
亀山くんと捜査一課の再会シーンは色々と想像しましたが、捜査一課の2人がまずは一方的に亀山くんの存在を確認してそれぞれいい反応をしてくれていたので冒頭から最高に楽しかったです!!

・伊丹さんの「何でこんなとこで偉そうに…!!」が心底悔しそう(笑)
亀山くんがテレビでサルウィンの代表のようにテレビのインタビュー受けてたり知らない言語を話してるのが心底気に入らなくて偉そうに見えて悔しい感情が全面に出ていて伊丹さんが可愛くて仕方なかったです。

・事件が起きるから右京さんが呼ばれるのは確かにドラマの見過ぎかもしれませんが…ドラマなのでその通りですね(笑)
右京さんの振り回されてる感が面白いけどちょっとわざとらしいかな。

・鑓鞍先生と雛子ちゃんが並ぶと怪しさ満点ですね。そして雛子ちゃんから瀬戸内さんのお名前が出て嬉しい!!過去映像でもお顔が見れて個人的にとても嬉しかったです!!

・美和子ちゃん!!相変わらずお美しい…短い髪も似合ってる!!

・ここで亀山くんと右京さんの再会シーン。
予告でもあった亀山くんの

「うきょーさんっ!」

という声に右京さんが振り向くも亀山くんの姿は見えず。再び歩き出したかと思えばまた聞こえる亀山くんの「うきょーさんっ!」。
予告では呼びかけてからすぐ亀山くんと右京さんの対面シーンでしたが…

まさか亀山くんが呼んでから隠れてるとは思いませんでした(笑)

しかもあの隠れ方なんですか?背中越しに満面の笑顔で?子どもみたいに?60歳の寺脇さんが?
あまりにも可愛すぎたのと、完全に楽しんでる亀山くんがそこにいて面白いのと嬉しいのと色んな感情が相まって泣きそうになりました。BGMも昔懐かしいもので1番気持ちが昂ったシーンでした。

そして後ろから怒って出てくる右京さん(笑)
流石、ちゃんと背後を取ってますね。
見つかって真正面から右京さんを見た時の亀山くんの、嬉しくて懐かしくて怒らせてしまって言いたいことが沢山あってどうしようでもやっぱりとにかく嬉しいという表情が…

本当に寺脇さんありがとうございます!!

とお礼を言いたいくらい最高に亀山くんで、亀山くんの気持ちがこのシーンに全部出ていて胸がめちゃくちゃ熱くなりました!!
怒って睨みつけている右京さんの口元も、実は少し笑ってしまっているように見えたのは私の勘違いかもしれませんが、ファンとしては右京さんもやっぱり亀山くんに会えて嬉しかったのではないか、表情に出てしまったのではないかと勝手に思っています。

多分1話で1番好きなシーンはここの右京さんと亀山くんの再会シーンだと思います。

どのように再会するのだろうかと思っていましたが、亀山くんが何も変わらず無邪気なままそこにいて、右京さんとの再会を心から喜んでいる、ほのぼのとした、でも相棒である2人らしい再会シーンが見れて相棒という作品に出会えて本当によかったと心から思いました。

ここで新オープニング!!
トランペットの高くカッコいい音楽と、赤と青のライトの間を亀山くんが走り右京さんが走る姿と重なったのが最初わからなくて「あれ?亀山くんが右京さんになった!?ん?」と混乱しましたが演出でしたね。カッコいい!!

亀山くんの走り方がまんま昔の亀山くんで嬉しくなってしまう。そして雨が降る中、2人の顔が半分ずつ重なり、笑顔で前に進んで歩く…たまりませんね!
でも最後は後ろからのアングルでお互い目を合わせてから、オレンジ色の光に向かって歩くシーンに相棒という文字が重なる感じが、昔の相棒っぽくてとても興奮する素敵なオープニングでした!!

・右京さんを騙せて嬉しくて思わず笑い方がぐふふとなってしまう亀山くん可愛すぎますね。

・今回の相棒は亀山くんと初めて会う人が多かったり、あの杉下右京と長く相棒として付き合った亀山くんに興味津々な人が沢山いるので、そこら辺の対面シーンはとても楽しみにしてました。
鑓鞍先生も初めてだったんですね。
そしてこのパーティーの時の雛子ちゃんのドレスめちゃくちゃ綺麗で可愛い…髪型ともあっててとても好きです。

・ここで重要人物アイシャ登場!
亀山くんに向かって

「先生に教わりました」

と…亀山くんが先生!確かに日本語や正義を教えに行きたいと言ってましたが、実際サルウィン人のアイシャから「先生」と呼ばれる亀山くんと、サルウィン語を話す亀山くんに少なからず成長を感じざるを得ないシーンですね。

厩谷役はゲストの勝村さん!某医療系のドラマではお調子者でナヨナヨしたイメージが強いですが、今回ゲスト出演のためとても重要な人物なのでどんな役なのか楽しみにしてました。
やっぱりご本人の人柄が出ているのか今のところ人がいい人な雰囲気ですね。

・吹き抜けの噴水がある所で亀山くんがサルウィンでのことを話すシーン…ここも胸が熱くなり、目頭まで熱くなるシーンですね。
亀山くんがまさか校長先生になるなんて、失礼ですが正直ビックリしました(笑)

「君の理想が見事に開花した」
『本当に教えてやりたいのは、正義です』
「君が正義を説いて育んだ子どもたちが、腐敗した政権を打倒する原動力になったのだとしたら…」
「まさしく、君が丹精込めて育てた花が開いた結果、理想が開花したということですよ」

ここを話す時の右京さんの顔が本当に嬉しそうで、誇らしそうで…そんな右京さんを見る亀山くんの表情も柔らかく嬉しさが溢れていて…ウルっとしてしまいました。
亀山くんがサルウィンで一生懸命やってきたことを長く相棒として側にいた右京さんからそう言ってもらえたことは亀山くんにとって本当に嬉しいことだし、右京さんも亀山くんにきちんと伝えたいことなんだなと思えて、この感動は右京さんと亀山くんでないと味わえないシーンでしたね。

・ここでもう1人大事な人、美和子ちゃん!!サルウィンから日本まで5時間なんですね。なんて話をしていたら一気に怪しげなBGMに。

「これも君の演出とやらですか?」
「僕を喜ばせるつもりでこんな浅はかな演出を」
「するわけないでしょそんなくだらないこと!」
「そもそも!正体隠してパーティーに誘って脅かそうとする魂胆からしてくだらないですがねぇ」

右京さん、今回の思わせぶりなパーティーの招待状のことめちゃくちゃ根に持ってる(笑)
ここら辺の右京さんの捲し立てるような話し方は、やっぱり気難しい上司という右京さんらしく、それを相変わらずと言ってイライラしてしまう亀山くんとのやりとりに、一気に昔の相棒を見ている雰囲気になってとても楽しかったです。

・そして今回の予告にもあった愛する人を助けたければアイシャを殺せという脅迫メール。共犯者がいるかもしれないから亀山くんは怪しい人物を探せと。責任重大ですね。

そんな緊迫した状況での片山雛子ちゃんとの再会だったので、いつもの陽気な亀山くんが見れなくて少し残念でしたが、亀山くんの隠しきれない表情に雛子ちゃんの力強い

「わかってる」

に、そんなバカなと思いながらも、雛子ちゃんなら本当にわかってそうと思わせてしまうから相棒に出てくる女性陣は怖いんですよねぇ(笑)そこが大好きなんですけども。

・ところ変わって右京さんは警視庁に戻ってました。廊下で土師くんと遭遇。

「結婚式ですか?」

よく見ると確かに右京さんはパーティーに出席するためいつものスーツではないんですねぇ。そのまま警視庁に来たらそりゃ目立つわけですね(笑)
そして言葉巧みに巻き込もうとする右京さんとまんまと巻き込まれてしまう土師くん…青木くんも米沢さんもいない今、今回は土師くんが振り回されることになるんだなぁと可哀想になったシーンでしたね。頑張れ、土師くん!

鑓鞍先生と亀山くんの初対面シーン!
最初鑓鞍先生の引き攣った顔と話し方が気になりましたが…

「あなた…亀山さん?薫さん…」
「…女かと思った…いや、薫なんて言うからさ…てっきり」
「紛らわしいんだよね!なんだ男か…」
「鑓鞍です。よろしく」棒読みで握手もお辞儀もせず去ってゆく

鑓鞍先生興味無くしすぎ(笑)
確かに薫って女の人みたいな名前だけど、自分で勘違いしたのに亀山くんにめちゃくちゃあたってる…。
女だと思ってたらこんないかつい男が「亀山薫です」なんて言って現れたら…いやそれでも流石にあのスルー感は酷い(笑)
それも含めて鑓鞍先生っぽくて面白かったです。

・今度は右京さん社さんのところへ。
みんな「結婚式?」って右京さんの服に触れてくの面白い(笑)
そして緊急で相談に来た右京さんを門前払いしなかったら、非公式に入手したサルウィン国際航空264便の乗客車名簿を手渡されてしまうという…嫌な予感しかしませんね(笑)

・アイシャの部屋から大きな音と共にアイシャが逃げるように飛び出てきます。
今までサルウィン語には字幕が付いていたのにここでは一部字幕が消え、亀山くんも

「落ち着いて!うまく聞き取れない!」

と何を言ってるかわからない。
そこで貧血の女の人から

「突然厩谷さんに襲われたって!ドライヤーのコードで首を絞めらたって。必死で抵抗して逃げ出したって彼女そう言ってました!」

と通訳が入ります。え?そんなにアイシャ長く喋ってた?(笑)
めちゃくちゃ説明口調で突っ込まざるを得ませんでした。まぁ我々はサルウィン語わからないのでそれを信じるしかないのですが…字幕を消してるのがズルい演出でしたね。

・部屋に入ると厩谷さんが呆然としています。そして予告でもあった

「誰だ君は!」

と目を丸くして指を指すシーン。
慌てて逃げる怪しい長身の男。
それを追いかける亀山くん…ううんカッコいい。

そしてここで新たな事実が。

亀山くんだけに送られていたと思われた脅迫メールは他の人達にも送られていた!

亀山くんも含め6人に…え、多くない?(笑)
しかし多いからこそ、誰が殺してもおかしくない、誰が殺したのかわかりにくくなるという一捻りした事件に、思わず「おぉ…」と声が漏れてしまいました。
最初予告を見た時は亀山くんがアイシャを殺すのか殺さないのか、そこがクローズアップされていて「そんな選択させないであげて!」とヒヤヒヤしましたが、これだけ容疑者がいれば亀山くんは殺さないだろうなと謎の安心感が出てきました。

・ところ変わって甲斐さんの登場です。社さんがわざわざ甲斐さんを呼び出し、冷ややかな声で

「抗議させて頂こうと思って対面を希望しました」

と言います。
簡単に言うと杉下右京は内調のトップである私にさも当然のように頼み事するなんてあなたのせいですよ!との抗議でしたね。そりゃそうだ(笑)
右京さんだから出来ることではありますが、それでも簡単に社さん使いすぎてて思わず笑ってしまいました。
そして右京さんと長年相棒だった亀山くんについて興味津々な甲斐さん。

「亀山薫といったね。どういう人物か知りたいんだ」
「事前に可能な限り相手を把握しておきたいんでね。早急に調べてもらえないかな」

たった今社さんから抗議されたばかりですよね甲斐さん!?(笑)
亀山くんのことが気になるのはよくわかるし、部下である右京さんが社さんに頼むのと甲斐さんが頼むのとでは立場も違うのはわかりますがそれでも!この状況で社さんに頼める甲斐さん面白いなぁと思ってしまいました。

・鑓鞍先生は男女に拘りすぎ。亀山くんのこと根に持ちすぎですね(笑)

感想が長くなってしまったので前半、後半と分けさせて頂きます。
後半もお付き合い頂けると幸いです。

●第1話「ペルソナ・ノン・グラータ~殺人招待状」後半